満足死

読み終わりました。

満足死 寝たきりゼロの思想 (講談社現代新書)

高知県佐賀町の疋田医師の診療所の話。

生活習慣病を治すには

生活を変えるしかない。どう変えればいいか？それがわかるには生活をみるしかない。

往診に行ったらトイレを借り、冷蔵庫をみせてもらう。そうしら生活がよく見える。家庭の事情、生活をみて、その人にあわせた治療をする。ああすれこうすれと言うのは簡単、でも生活習慣病のようなものは薬よりも動機づけが必要。

元気でいたかったら死ぬまで働くこと。

幸せとは健康度が高いこと。貧しい山間部の地区では、貧しいゆえに年寄のほとんどが働いていた。働くことで健康を維持し、それが満足死につながる。

金の為に働くのではなく、自分の健康の為に働く。洗濯を畳んだりするのも働くことである。

つまり、動くことがどれほど大切か。

疋田の診療は24時間。これを30年以上も続けている。

好きで楽しんでやってるから無理とはちがう。